日能研で上位クラスを維持する方法

日能研を中学受験の為の学習塾の候補にあげた方に伺うと、他の学習塾に比べて中学受験に関するデータが非常に多いところを理由にしている方が多いです。

この豊富なデータを生かすには、特色ある指導方法をこなすことにあります。

日能研の指導方法は、授業を受けその復習を家庭学習として自主的に取り組み、カリキュラムテストを受けるというサイクルをとっています。

このカリキュラムテストがカリテと呼ばれるものです。

このカリテの結果で、クラスの席順、クラス分け(昇降)が行われます。

日能研で上位クラスを維持するためには、カリテ対策が最も重要といわれています。

日能研のカリテ対策とは、授業をしっかり聞き、わからない箇所・苦手部分を復習でしっかり克服し、カリテで好成績の維持することが不可欠です。

至ってシンプルなことですが、次のカリテ対策にばかり時間を費やすと、過去のカリテの復習を怠る結果となり、苦手箇所の確認や、苦手箇所の克服が不十分となってしまいます。

結果、6年になり、苦手箇所を残すことになり、学習効果があがらないという結果になります。

日能研で上位クラスを維持し、難関校を狙うのであれば、カリテ対策と過去のカリテの復習、弱点を作らない学習スタイルを維持することです。

お子さんによっては、この学習スタイルを消化できず学習効果をあげられずにいるという方もいらっしゃるでしょう。

そういうお子さんの場合どうすればいいのか。

まずは、苦手箇所を把握し、苦手箇所の克服に時間を裂く。

そして、授業で学んだところをその都度理解していく。

できれば、その日に学んだことをその日のうちに復習したいです。苦手箇所の克服と復習で必ず成績がアップしていくはずです。

しかし、この苦手箇所の克服と復習というのは、なかなかすぐに成績に現れるものではありません。
モチベーションが下がって、別の学習方法を探したくなりますが、いつか必ず効果が現れるということを信じて、学習スタイルを維持させてください。

次のカリテ対策をしっかりやれば、上位は維持できるかもしれません。しかし、苦手箇所が克服できていなければ、受験成功できる可能性はそれだけ低くなります。

復習を怠らないことが中学受験成功の鍵です。