できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法

本屋さんで、インパクトのあるタイトルに惹かれ目に留まった本。

できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法

塾に行くのは半年だけでいい。

受験で壊れる子どもが続出する現代ニッポン。

「お金を払って子どもを壊す」という最悪のシナリオに陥らないために親が本当にするべきこととは。

これが著者のメッセージです。

中学受験のありかた、塾のあり方に疑問をもったことはありませんか?

中学受験を目指す小学生が、週の大半を夜遅くまで塾で過ごしている。

おかしいと思いつつも、子供のお尻をたたき、塾に行かせ夜も勉強をさせる。

そこまでしないと希望の学校に入れない・・・

この言葉に縛られていませんか?

この本を詠むと、中学受験を考えている親たちがいかに『塾産業』に振り回されているかがわかります。

塾の活用法、心得を知ることでもっと楽に中学受験を乗り越えることができる
できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法は、価値のある一冊です。

目次

第一章 塾にハメられない母親はいない

中学受験は受験産業がつくった?
塾は”営利団体”だという事実を忘れてはならない
塾で壊れてしまう子ども達
塾が誇る”当塾の有名合格実績”の罠
公開模試の落とし穴
進学塾で得るもの・失うもの
学校教育だけでは受験に勝てないのか?
学校は子どもの幸福を考えているのか?
受験するなら、必ず勝つべき

第二章 子どもの能力を伸ばすのは、親次第

覇気のない子どもは学力が伸びない
学力低下を招いている十九の要因
男の子が本格的に勉強を始めるのは十四過ぎで良い
女の子はコツコツ学習して先頭集団を目指せ
趣味を持つことの意味
身の回りのことができる子どもは勉強ができる
テレビを見る時間が長いほど頭が悪くなる
本を読まない子が、頭が良くなるはずがない
学校教師の言うことを聞きすぎない

第三章 賢い親が受験に勝つ

我が子を自分より賢くすることが教育の原点
何よりも大切なのは”観察力”
メリハリのある生活習慣をつけさせる
無能な教師に対処するノウハウを伝授する
分厚い問題集を買い与えない賢さ
音読、作文、レポート制作につきあう
うっかりミスを、きっちり指摘する
能力が伸び始めたときに、課題を与える
なにより大切なのは、ほめること

第四章 最小限の投資で教育産業を賢く利用する

教育産業に我が子を任せるタイミング
学習プログラミングをプロに任せてみる
進学塾をピンポイントで利用する法
塾を決めるときは、夫婦でタッグを臨む
優秀な家庭教師を見つける法
「理解ある兄姉」が得られることこそ、家庭教師の真の意義

第五章 できるだけ塾に通うわず、学力を上げる法

学力向上・志望校合格に塾は不可欠・・・ではない!
「漢字力」は「連想とイメージ」でつける!
「綴り方」は、スピードより美を競う
「計算力」ではなくて「暗算力」
「暗記力」は遊びの中で鍛えられる
「文章力」は徹底的なメモ術で身につける
「読書力」は音読法で完璧に
「算数文章題理解力」は問題集のフル活用でものにする
「社会フィールドワーク観察記述力」は親の問いかけ力がものを言う
「理科実験力」は料理で鍛える
「基礎英単語力」はローマ字の完璧習得がベースになる

第六章 進学機関の”利用法”

できるだけ塾を使わずに受験に成功する方法
大手進学塾
地域の個人塾
個別指導塾
家庭教師
受験勝者モデル・ケース
中学受験の場合
高校入試の場合

第七章 奇跡の合格劇

奇跡を遂げた「腐ったみかん」の少年達
競馬少年の驚異的記憶術