中学受験のための通塾は4年生が当たり前となった今、5年の夏になって受験を考えた場合間に合うのか・・・
受験に直結する内容満載の5年カリキュラム。
偏差値が50以下の学校志望なら、今からはじめても十分間に合います。
学校によっては、6年生からはじめても間に合うところもあります。
では、偏差値50以上の学校はどうでしょう。
私は、この夏休みにスタートするのが最後のチャンスだと思っています。
そして、塾選びが合否の大きな鍵を握ると思います。
5年の夏からはじめるとなると、かなり頑張らなくてはなりません。
すでに半分終わってしまったカリキュラムをどれだけ消化できるかが鍵です。
どこの塾でも夏までのカリキュラムを復習する夏期講習が開かれています。
どこの塾がいいのか?
中学受験に間にあう塾としておすすめするのは『四谷大塚』です。
四谷大塚は予習シーズという非常によくできたテキストを使っています。
基本的事項の徹底を図りながら、各単元とも高度な内容まで段階的に、学習できるよう構成されています。
解答には、詳しい解説が付いているので親が子供に教えやすいだけでなく、子供も、解説を見ながら出来なかった問題を理解することが出来ます。
この予習シリーズは、通塾しなくても手に入れることが出来ます。
SAPIX(サピックス)に通っているお子さんもその詳しさから予習シリーズを購入し、参考書として使っているご家庭もあるようです。
さて、話がそれましたが、5年の夏から中学受験勉強を始めるなら、四谷大塚の夏期講習を受講することをおすすめします。
夏期講習は、教室によって日程が異なりますが、7月の4週目から始まる、4教科講習の受講が良いでしょう。
四谷大塚の夏期講習は、夏期講習のテキストを使いながら進められていきます。
内容は、5年前期のカリキュラムです。
復習になるので夏期講習を受けるだけでも良いのかも知れませんが、偏差値50以上を目指すのであれば、夏期講習が始まる前に前期の
カリキュラムの内容を事前に目を通すようにします。
四谷大塚のテキストはインターネットで購入することが出来ますので、事前に手に入れてください。
5年上のテキストは、中学受験に直結する内容となっていますので後期から入塾する場合でも必ず購入することになります。
5年のテキストがやや難しいと感じる場合は、4年のテキストを手に入れてください。
4年のカリキュラムをさらに掘り下げたのが5年のカリキュラムになっていますので。
オークションなどで頻繁に出品されているので利用するといいでしょう。
夏期講習までにテキストに目をとおしましょう。算数や理科の問題は、夏期講習でも何度もやるので特に理解しようと問題を解くことはしなくても良いでしょう。
やるべきことは、社会、理科のテキストを声を出して2回ほど読んでみること。
5年のカリキュラムが何かが分かれば大丈夫です。
以前からはじめていたお子さんも5年の最初のカリキュラムは忘れていることが多いので夏期講習前に詰め込む必要はありません。
大事なのは、夏期講習で学んだことをその日のうちに復習することです。
方法は、学んだことを予習シリーズを見ながら、そこに書いてあることを理解する。
暗記する。
全部を理解する必要はありません。基本内容だけで大丈夫です。しかし、この作業は結構大変だと思います。
消化不良になってもあせらないで下さい。
出来なかったところは、夏期講習がないお盆の前後の期間にやります。
正式に入塾すると、四谷大塚の一流講師陣による今まで授業をWEBで見ることが出来ます。
予習シーリーズに添って1回毎にすべて見られるようになっていますので、テキストだけでは理解出来ないところは大変役に立ちます。
夏期講習の最後に学力判定テストがあります。
偏差値が40~45取れれば優秀です。
四谷大塚には、一週間の学習内容を網羅した「週例テスト」があります。毎週テストは、必要ないという方もいますが、中学受験の膨大な内容を理解して身に着けていくためには非常に有効なシステムだと思います。
その週にならった内容を1週間で理解するのは非常に大変なことです。中学受験が何かを理解できていない小学生にはなおさらです。
しかし、このテストがあることで子供たちはその週のカリキュラムを勉強し吸収します。
この、テストがあるからハイスピードでスタートが遅れた子供でも追いつくことが可能になるのです。
消化不良になることは想定されています。四谷大塚は、そのことを想定し、同じ内容を角度をかえ何度も学習するような内容、
つまりスパイラル方式をとっているのです。
私は、予習シリーズ、WEB授業、スパイラル方式、週例テスト
このシステムが子供の力を最大限に伸ばす秘訣だと思います。
毎週テストテストで、付いていけないというお子さんもいるでしょう。
中学受験成功の秘訣は、無理をしない、させないことです。
付いていけないお子さんに無理強いはしないで下さい。
四谷大塚は、いつでも学習相談を受け付けてくれます。
何をすべきか、担当の先生に相談すると細かい学習課題を提示してくれます。
5年の夏から中学受験間をお考えのご家庭は、四谷大塚を見学されるといいでしょう。