小3までに育てたい算数脳
我が子がもっと小さいときに出会いたかったと思わせる本です。
幼稚園入園前、乳幼児期の子育てママにおすすめの本です。
算数にかかわらず、子育て全体に言えることだと思いました。
「百ますだけでは子どもは伸びません!」本当の学力とは、
物事を俯瞰に見ることができる力、発見する力、とことん詰める力、理解する力、なのです。
そうした「算数脳」を身につけるかつけないかは、子どもがより幸せになるかどうかの分かれ道。
はて、どうやったら「算数脳」は身に付くのか、埼玉を中心に1,000人以上の子どもを育ててきた、算数オリンピック解説委員である「算数のカリスマ」が伝授。
算数脳を持つ、すなわち「本当の学力」を身につけさせるということは、子どもが将来より幸せに生きていくためのパスポートを手に入れるのと同じこと。
算数・数学における「思考力」をどう伸ばすべきかを実例を示して紹介しています。
9歳で脳の「ソフトウェア」は決まってしまうといわれますが、「イメージ力」あるいは「生きる力」のもとになる「算数脳」も、そのくらいの年齢でできあがってしまうといいます。
そのために、どういう勉強をしたらいいのか、はもちろんですが、本書では「どういう遊びをしたらいいのか」、そしてお父さん、お母さんとしてどう子どもに接したらいいのか、そのヒントをたくさん掲載しました。
親としてドキッとすることがたくさんあるかもしれませんが、自信をもって子どもに接することが一番と著者は述べています。お母さんはどんなことがあったって、子どもにとってただひとりのお母さんなのですから。