この子は、一体何に向いているのだろう?って考えたことはありませんか?
いろんな習い事をさせてみてもさっぱり上手くならない。
でも、自分のことをちょっと振り返ってみて下さい。自分の才能に気づきその才能を開花させた方、生かして生活している方はどれだけいるのでしょうか?
未だ、自分の才能がよく分からないというのが現状ではないでしょうか?
自分たち世代に置き換えてみると、大人の自分だって何が向いているのか未だにわからない人の方が多いのです。何が向いているのが見つけるのって、四葉のクローバーを見つけるより難しいそうです。
才能は見つけるのではなく育てるもの
才能は、見つけるのではなく育てるもの
スポーツ界では、大谷翔平選手、羽生結弦選手、錦織圭選手、吉田沙保里選手、3000本安打の快挙にアメリカ人も絶叫させたイチロー、幼少からトップを走り卓球界を引っ張った福原愛ちゃん。この他にも、常にトップに位置する選手は大勢います。
共通するのは、皆、自分の意思ではなく親が最初にそれぞれの環境を与えていることです。
卓球の福原 愛ちゃんも卓球一色の子供時代。羽生君も真央ちゃんも錦織選手も吉田選手も小さいころから、お稽古の域を超えた環境で練習しています。彼らを見ると、何に向いているかと考えるより、最初に環境を与えて才能を育てていったような気がします。
でも、その環境が本当に、その子に合っているかわからない?
そうなんです!やってて芽がでないと、「この子、向かないのかな?」って思ってしまいますよね。最近、特に思うのは、最初から才能があるタイプももちろんいますが、遅咲きというか、あとで才能が開花する人も少なくない。
才能を育てるために大切なこと
- 環境を与える
- 親が二人三脚でサポートする
- 壁にぶつかっても努力することを体感させる
イチローは、チチローと野球一色の子供時代。才能が開花したのは、プロ野球に入ってからです。愛ちゃんも、お母様がつきっきりでサポートしていました。
音楽の世界では、ヴァイオリニストの五嶋みどりも弟の五嶋龍も親が子供に人生をかけてヴァイオリンを教えています。
最初から頂点を意識した環境を与え、それに向かって親子で努力し続ける。
この子の才能は何か?よりも環境を与え、そのこと特質を生かしその分野を極め育てる。
近年のスポーツ界において、10代の子供たちの目覚ましい活躍ぶりの背景には、共通して親子努力し続けている姿です。
誰でも頂点を極めることはできませんが、ひとつのことに本気で取り組む正しい環境を与え、ぴゃこで努力を重ねやり続けることは、子供の才能を引き出し育てます。
そして、それを極めたときに、人はその分野の才能があると評価するのではないでしょうか?
まずは、環境を整えることから始めます。
私たちは、育ってきた環境以外の子育ての方法を知らないので、親に育てられた方法で子育てしがちです。
意識してアンテナを張って、その道を極めた人から子育てを学ばなければ、子供の才能の引き出し方を知ることが出来ません。
その道を極めた人の本は子育ての参考になります。