小学生から読解力を伸ばすには、「出口汪の日本語論理トレーニング」

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勉強ができない。成績が上がらない。国語が苦手。
―その原因は、「読解力がない」ことに起因している場合が多いです。

読書量が足りないから「もっとを読みなさい!」
と、子どもに本を読ませようとしがちですが

本を読んでも国語力は上がりません。

我が子を見て思いました。

息子は、本読むのが好きでした。でも、国語が苦手でした。
読書量は少なくないのに、国語力に比例しない!

我が家では、息子の国語苦手克のためにいろいろな方法を試しました。どれもしっくりこない。

そんな中で出会ったのが、出口汪先生の『日本語論理トレーニング』という教材です。

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国語が苦手な原因は、読む力がないのではなく、読み方がわかっていないからでした。

この記事では、読解力を伸ばす「出口汪の日本語論理トレーニング」ついて紹介します。

文章を読むのが苦手なのは読み方がわかっていないから

読解力のある子は、文章を読むときに考えながら読んでいます。

  • 今の状況から、どんな展開が予測できるか?
  • なぜ、この展開になったのか

こうした問いを立てながら、つまり、文章を筋道立てて考えながら読んでいるのです。

この「読み方」ができている子は、

  • 登場人物の気持ちの変化
  • 出来事の因果関係
  • 筆者が伝えたいこと

などを読み取る力が自然と育ちます。

一方、「なんとなく読んでいるだけ」の子は、
文章の表面をなぞるだけで、内容の理解や要点の把握ができません。

だから、何が書いてあるのか理解できず、何度も読み返したり、読んでもわからないから途中で放棄してしまったりするのです。

つまり、その繰り返しが本を読むのが苦手に導いた可能性があります。

「読む力」に必要なのは “論理的に読む” という技術

「読めたつもり」で終わってしまうのは、
文章をどう読み進めるかという“技術”を知らないからです。

つまり―
子どもに必要なのは、“論理的に読む”という読み方のコツでした。

たとえば、物語文の一節に
「リンゴが木から落ちた」という描写があったとします。

論理的に読む子は、こう考えながら読んでいます

  • なぜ落ちたのか?(原因)
  • その場には誰がいたのか?(状況)
  • この出来事が、物語にどう関係しているのか?(因果関係)

のように、文章の意味を“筋道立てて”理解しているのです。

逆に、「なんとなく読んでいるだけ」の子は
ただ文字を追っているだけで、頭の中で組み立てができません。

  • 情景は思い浮かばない
  • 登場人物の心の動きがわからない
  • 何を伝えたい文章なのかも残らない

これでは、読解問題に答えることはもちろん、読書そのものが“わかりにくくてつまらない”ものになってしまいます。

でもこれは、国語のセンスや才能の問題ではありません。

「読み方」を習っていないだけ。
つまり、トレーニングすれば身につく“技術”です。

次に紹介するのは、そんな「読む力」の土台を
無理なく育ててくれる教材です。

読解力を無理なく育む「出口汪の日本語論理トレーニング」

出口汪の日本語論理トレーニング

『日本語論理トレーニング』は、「読む力」を育てる小学生におすすめの、学年別に取り組めるシリーズです。
学年別構成になっていますが、お子さんの「理解力」に合わせて選べるます。

小学4年だけど読解が苦手」という子には、小学2年レベルから始めてもOK。どの学年からでもスタート可能になっています。

国語の問題には必ず正解があります。そこには、共通のルール=論理があるからです。

読解力は、正しい読み方=論理的に読む技術を身につけることで誰もが伸ばせる力です。

『日本語論理トレーニング』は、文章を「なんとなく読む」から「筋道立てて読む」へと導きます。

この教材では、

  • 「だから〜」
  • 「たとえば〜」
  • 「したがって〜」


などの表現を通して、「どう読めば意味がつながるか」が見えるようになっています。

繰り返し学習することで、普段意識せず使ってきた日本語に、ルールと規則があることを学び、自然と身につくように設計された優れた教材です。

苦手克服の鍵は読み方

読解力を伸ばすには、本の“読む量”ではなく、“読み方”でした。
読み取る力は、正しい方法を教えてあげれば伸びる。
しかも、それは難しいことではなく、トレーニングで身につく“技術”でした。

『日本語論理トレーニング』は、「読めない理由」がわからずに困っていたわが家にとって、本当の意味での“読む力”を育てるきっかけになった教材です。