思春期の子育て、厄介ですね。
我が子が中学生になったとき、「小学校のあの可愛らしい姿はどこへ行ってしまったのだろう」と、その変わりようにずいぶん戸惑いました。
思春期の我が子はこんな感じだった
- 一緒にいたがらない
- 会話をしない
- いつもイライラして不機嫌
思春期の“親離れ”は、子どもが自分らしく育つための大切なステップ。
当時、そのことを頭でわかっていても、反抗期の我が子に、どう接していいのかわかりませんでした。
「反抗期は、正常に成長している証」「心配し過ぎず、そっと見守る」
というけれど 、それが一番難しい ─
悩む心は、いつも晴れない、子供は相変わらず不機嫌。親もモヤモヤ、イライラ、いつまで続くの?
コントロールできない反抗期、見方を変えたら楽になる!
子育てって大変ですよね。
赤ちゃんの頃は、なんで泣いているかわからずあたふた。
突然、熱を出したり、怪我したり、
コントロールできないことが次々起こる。
反抗期も同じです。
コントロールできないから、なんとかしようなんて思うから
ストレスになるのです。
ところで反抗期って何?
子どもが、イライラしたり、一緒にいたがらなかったり、不機嫌で暴言吐いたりすると
あぁ、反抗期ねって思っていたけど、
その正体について、何も知らない。なぜ、そういう行動をするのか、何が問題なのか ─
私は、図書館に通ったり、ネットで調べたりと、思春期に関する情報をとにかく集めました。
思春期の子どもは、心と体の不安定さを調整しようとする過程で、親との衝突を通じて“自分はどこまでが自分なのか”という心の輪郭を確かめようとします。
親の価値観を否定するのも、自分自身の考え方や感じ方を確かめるための自然な行動です。
そして、自分自身でもどうしていいかわからない混乱の中にいる。思春期は成長の過程で誰もが通る、一種の通過儀礼
「思春期は成長の過程で誰もが通る、一種の通過儀礼」という言葉に出会ったとき、胸の奥で何かがすとんと腑に落ちたのです。
頭では、理解していた言葉でしたが、思春期の子供について書かれている文章を読み進めていくうちに、反抗期の子供についての理解が深まり、その一文で全てが言語化され、私の思春期に対する見方が変わった瞬間でした。
専門書を一冊じっくり読む
反抗期について知っているようで、実はよく知らなかった私。
思春期の子どもについて、詳しく書かれてある本を読むと、いろいろなモヤモヤやイライラが霧が晴れるように消えていきました。
専門書を読むと、思春期の子への見方が変わります。
見方を変えるだけで、反抗期の子育てが、かなり楽になりました。
共感する情報は、心を軽くするけれど解決はできない
反抗期について、同じ世代のママ友に相談するのも良いのですが、愚痴ることで心が軽くなっても、解決に至らないことが多いと感じます
それは、SNSも同じです。
専門書には、いろんな事例を挙げて、思春期の子どもについて解説してくれます。
そして、細い事例についての対処法も教えてくれます。
科学的なデータに基づいた対処法は、とても説得力ありますし、
研究者や子育て経験者のエピソードから、今起きている思春期の子の先にあるもを見せてくれます。
つまり、反抗している我が子の今と、未来の姿が想像できることで、本に書いてあることがスッと頭に入ってくる。
子どもをじっと見守る
頭でわかっていても、昨日までできなかったのに
本を読んだら、イライラせずできるようになった。
本を読んだことで、反抗期の我が子に対する見方が変わったのです
今は、なんでもネットで解決できる時代ですが、思考を意識的に変えて、情報収集しないと、見方が変わるほどの情報に出会えません。
思春期の子育てについて書かれている本は、1冊でもかなりの情報量です。
良い本に出会うと、思春期の子育てに理解が深まりバイブルになります。
思春期の理解を深めるには、専門家によって書かれた本がおすすめです。
私が気づいた反抗期の子育てとは
思春期について正しく知り、見方を変えること
反抗期は、親を試し、自分を探す旅路のようなもの。
成長の過程で誰もが通る、一種の通過儀礼であり、我が子の成長を見守っていれば、必ず終わりは来る。
思春期について正しく理解することで、かなり気持ちが楽になります。
- 一緒にいたがらない
- 会話をしない
- いつもイライラして不機嫌
以前は、このような我が子の態度に不安やイライラでいっぱいだったのが、見方が変わると心に余裕が生まれました。
とはいえ、反抗期の子供の態度に、時にムキになり、泣きたくなる日が完全に消えるわけではありませんが─
それでも、時が過ぎると反抗期の我が子も懐かしい思い出になっています。