作文が苦手な子が多いです。スマホやゲーム、タブレットで過ごす時間が増え、本を読まなくなっていることも原因ですが、
作文の書き方を学校で丁寧に教えていない!
これが一番の原因だと思います。
学校が教えてくれないなら、家庭で教えるしかない・・・
今回は、読書感想文に“脚本家”の視点を取り入れた、小学生の作文上達にとても心強い一冊を見つけたので紹介します。

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脚本家が教える読書感想文教室

「脚本家が教える読書感想文教室」は、ストアカ(学びのプラットフォーム)で受講者満足度99%を記録した人気講座をベースに誕生した、まったく新しい読書感想文の手引き書。
「作文なんてイヤ」「何を書いていいかわからない」
─そんな子どもの悩みに、“物語のプロ”ならではの視点で応えてくれるのがこの本の最大の魅力です。
書くのが苦手でも、3ステップで完成!
本書で紹介されているのは、誰でも実践できる「フレームワークメソッド」。
- 本を読んだあとに、
- どんな順番で、
- 何を書けばよいか
が、わかりやすい流れで示されています。
しかも、感想文の見本は400字・800字・1200字の3パターン。
小学校低学年から高学年まで、学年や課題に合わせて活用できます。
総ルビで、小学1年生でも読める!
全ページにふりがながふってあり、ひとりで読み進められる工夫がされています。
作文が苦手な子でも、絵本や図鑑の感想文例を通して「こんなふうに書けばいいんだ!」と感覚的に学べます。
難しい言葉や表現は避けられており、低学年の子どもでも抵抗なく読める内容です。
自分の力で最後まで読み切ることで、「やればできる」という自信にもつながります。
親のサポートにもぴったり
子どもに「どこまで手伝えばいいのか」「どう声をかければいいのか」に悩む保護者に向けたQ&Aも掲載。
作文指導が苦手な親御さんでも、“伴走のコツ”がわかる安心の構成になっています。
「言いすぎず、でも放っておかない」バランスが取りやすくなるよう、親の立場にも寄り添った内容です。
親子のやりとりを円滑にしながら、子どもの“自力で書けた!”を支えるヒントが詰まっています。
こんなご家庭におすすめです
「まだ書いてないの?」「あと何文字?」と追い立て、親も子も疲弊…。
結局、親が書かせて“終わらせる”ことがゴールになっていませんか?
原稿用紙を前に黙り込む子。自信がないから最初の一文すら書けずに、ただ時間だけが過ぎていく─そんな姿に心当たりはありませんか?
仕方なく例文を探したり、親が口出しして“形”だけ整える。
でもそれって、ほんとうに子どもの力になるのでしょうか。
読書の楽しさが、作文のプレッシャーで台無しに…。
本を読むことまで嫌いになってしまったら、もったいないですよね。
親子にとって「書くこと」が前向きな経験になるために
作文は、苦手意識を持ったままだと、ずっと「やらされるもの」のままです。
けれど、ほんの少しのコツや型を知るだけで、「自分のことばで書けた!」という成功体験が生まれます。
学校が丁寧に教えてくれないなら、私たち大人が環境を整えてあげればいい。
それも、押しつけるのではなく、そっと背中を押すように。
『脚本家が教える読書感想文教室』は、まさにそのための1冊です。
子ども自身が、物語を読み、自分の気持ちを言葉にしていく。
その過程は、単なる「宿題」ではなく、自分を知り、表現する力を育てる時間になります。
毎年、感想文に悩んでいるご家庭にこそ、今年はこの本を、ぜひ手に取ってみてください。