お子さんの苦手科目は何ですか?
我が子は、5年の後半から算数が苦手科目となりました。
中学受験は5年の後半から算数、理科が難しくなってきます。我が子は完全に消化不良を起こしました。
算数は、割合と比、場合の数に泣かされました。
理科は電流、てこ、滑車に泣かされましたが、それまで理科は得意だったので電流、てこ、滑車の問題を短期間に徹底的に繰り返すことで乗り越えました。
しかし、算数は割合と比ができなくなった頃から苦手意識が働き難しい問題をやりたがらなくなりました。
何に問題があるのか?
解けないことへのストレスにある気がしました。
そこで、思い切って難しい問題に取り組むのを辞めました。つまり塾の宿題をやめたのです。
5年からやり直しました。
基礎問題を繰り返し、4科のまとめは苦手なところはできるまでやらせました。7、8回繰り返したところもあります。
基礎ばかりで難問に取り組まないためか、組み分けや合不合などは難しい問題ができず点数が伸びない時期があり焦りと不安を持った時期もありました。
「基礎の上には何も積みあがらない」
そう信じ徹底的に基礎を固めました。
子どもが簡単な問題なら解けると自信をつけたころから難しい問題をやらせました。
変わったと思ったのは、以前は解けないとあきらめていたのに解けるまで頑張るようになったこと。
解けなくても解答、解説を見て理解できるようになってからは目に見えて算数の成績が伸びました。
それと平行して、その時期は、得意な科目をたくさん勉強させました。得意科目を持つことで自信をつけさせたことはモチベーション維持に役立ちました。
苦手な科目を克服するには、早い段階で消化不良を見つけ、短期間でわからないところをわかるまで繰り返し学習する。我が家で言えば、理科のてこ、滑車です。
徐々に苦手になっていった場合は、基礎からのやり直しです。
暗記分野があいまいなら、短期間で集中して暗記を完璧にする。理科の植物の分野は早い時期に完璧に覚えてしまうと6年になると武器になります。
国語も基礎です。
知識分野を覚えることが読解にも効果を発揮します。
5年の後半の国語は重要です。
国語で点数が取れない場合は5年の後半から丁寧にやりなおすといいでしょう。
中学受験に焦点をおいた苦手科目克服法ですが、
基本は、
- わからなくなったら早めに対処する。
- 短期間でわかるまで徹底的に学習する。
- どこからできなくなったのかわからなくなった場合は基礎からやり直す
(簡単な問題集を1冊やっても良いでしょう) - 得意分野を伸ばし、自信をつける