リトルくらぶ評判評価は?通信教育はこう選ぶ!

四谷大塚の「リトルくらぶ」は、四谷大塚の教材を使って自宅で家庭学習できるのがなんといっても魅力です。

進学塾による通信教育ですので、中学受験を視野に入れているご家庭には、どんな通信教育なのか気になりますね。

結論から言うと、合う合わないがはっきりと別れる通信教育です。では、合わない場合にはどんな通信教育がおすすめなのか?

通信教育の選び方の参考になるように私なりの考えをまとめてみました。

四谷大塚の「リトルくらぶ」とは

「リトルくらぶ」は、質の高い家庭での学習習慣の定着を重視した通信教育です。

通信教育の「リトルくらぶ」では、長い指導経験をもと開発された「ジュニア予習シリーズ」で、知能と学力の基礎を育成していきます。

添削指導もあり、非常によくできた教材だと評価します。

「リトルくらぶ」は難しい?継続しやすい?

四谷大塚の「リトルくらぶ」は、かなり頭を使います。よく考えないと解けません。

実際に取り組んでいる人の話を聞くと、

  • 漢字や計算の問題が少なめ。
  • 「リトルくらぶ」以外に百マス計算や漢字ドリルなどで強化は別でやった。

という声もあり、しっかり学習を定着させたい場合には、やることは結構たくさんあるという印象です。

計算の速さと、漢字は、基礎です。

逆に言えば、低学年はこれが出来ていれば十分で通信教育などやる必要ないと私は思っています。

ただ、学習の習慣を身につける。問題を多方面から

「切り込む能力(知能)をつける」

という目的で始め、継続する強い意志があるのなら「リトルくらぶ」は悪くない教材だと思います。

しっかり基礎を身につけ、知能、学力を伸ばしていく教材ですが、難しい問題が多いので、嫌になって辞めてしまうケースも少なくありません。

難しさ、継続のしやすさから見ると、ハードルは少し高い通信教育かもしれませんね。

四谷大塚の「リトルくらぶ」に向くタイプ

「リトルくらぶ」は、ご家族がしっかりお子さんの家庭学習に付き合いサポートできるご家庭向き教材です。

家庭での学習習慣の定着を重視していますので、基本、親子でしっかり取り組む必要があります。

サポートの仕方に迷わないように、お子さんへの指導をサポートする親向けの教材「解答と解説」もあるので安心です。

頭を使うこと、努力することが苦にならないタイプのお子さんにに向く通信教育であり、親子でしっかり家庭学習に取り組む覚悟と時間的な余裕のあるご家庭にはぴったりの通信教育ではないかと思います。

四谷大塚リトルくらぶ 詳しく見る

学習意欲のあるお子さんにはとても良い教材ですが、親がサポートしなければならないと言うのが、四谷大塚のデメリットでもあります。

親向けの手引きがあっても、時間的に親のサポートが難しいと言うご家庭もあるでしょう。

そのようなご家庭には、リトルくらぶはよりもZ会の方が向いているかもしれません。

Z会は、頭を使うこと、努力することが苦にならないタイプのお子さんに合う通信教育です。

進研ゼミでは、物足りないと感じているご家庭によく検討されていて、タブレット学習や添削に加えて、細かなサービス、実績、絶対的な信頼度から評判がいい通信教育です。

Z会小学講座 詳しく見る

四谷大塚の「リトルくらぶ」に向かないタイプ

「リトルくらぶ」は、非常によくできた教材ですが、わからないを放置してしまうと、お子さん自身が、「出来たという達成感のないまま続けるなんの意味のない教材」になってしまう可能性があります。

出来なくて子供が不機嫌になったり、出来ない子供に対して、親が不機嫌になったりとしなくてもいい親子喧嘩やストレスが生まれるデメリットもあります。

親子でしっかり取り組む覚悟がない場合には向かないかもしれません。
また、学校の勉強の補助的なものを求めている方にはおすすめしません。

この時期に、勉強嫌いを生んでしまうくらいなら、基礎学力を定着させることだけに焦点をおいた教材の方が良いのかもしれません。

基礎学力を定着させるために低学年で必要なこと

  • 多方面に興味のアンテナを張ることが出来ること。
  • 学習する習慣を身につけること。
  • 基礎学力を定着させること。
  • 努力する強い意志を身につけること。

低学年のうちは、買ってきたドリルを毎日こなし、本や図鑑をたくさん読んで、博物館などに出かけたくさん遊ぶことで十分だと思います。

通信教育は、親子の喧嘩の種になりがちです。

個人的には、低学年から通信教育は必要ないと思いますが、学習習慣を定着するための学校の勉強の補助的な位置付けとして始めることは悪くないと思っています。

大事なのは、基礎学力の定着ですので、継続できる通信教育、または家庭学習向けの教材であればなんでも良いと思います。

多くの通信教育は、資料請求すると無料教材が一緒に送られてきます。

複数取り寄せて、お子さんが継続しやすいものを選んで見てください。

通信教育の選び方

通信教育は、レベルの高い内容の通信教育を選んだからといって、勉強ができるようになるわけではありません。

毎日継続できるものを選ぶことが大切です。

通信教育は、毎日継続して行うことで基礎学力を定着させる手段です。

地頭の良いお子さんや自らどんどん学びたいお子さんは、日常生活のいろんな所にアンテナを貼って色々な知識を取り入れ学びを吸収します。

そのようなお子さんは、難しい教材でも好奇心で、自ら学びを吸収して行くので、親子喧嘩などすることなく、サクサクと進めていきます。

通信教育を初めて、親子喧嘩が多くなったり、怒らなくても良いことで怒るようなことになる日が続くこともあるでしょう。

そうなってしまったら、思い切って辞めてしまうのもありです。

教材が合っていない場合もあるので、無理して続けることはありません。

基礎学力を定着させたい人におすすめの通信教育

どんな通信教育を選ぶかは、お子さんの性格と教材の内容が一致しているかしっかり見極めること。

お試し教材で、お子さんの反応を見て、継続できそうなものを選んでみてくださいね。