Z会だけで中学受験は出来るかどうかについて知りたいと思う方、とても多いのではないでしょうか?
特に、これから通信教育を探している方、中学受験を検討している小学生の方には、気になるところですね。
通信教育のZ会小学コースに中学受験に特化した「中学受験コース」があります。
入試突破に必要な実力を着実に積み上げるカリキュラムになっています。
本当のところはどうなのか実際に受講した方の声やZ会の公式サイトなどいろいろ調べて、私なりの考えをまとめてみました。
塾にいかないで中学受験はできるのか?
まず、「塾にいかないで中学受験はできるのか」どうかについてお話ししたいと思います。
受験ブログなどをみると、通塾せずとも中学受験に成功した方はたくさんいます。偏差値50以下なら塾に行かせなくても対策を立てれば合格は可能です。
しかし、息子を中学受験させた経験から見て、偏差値50を超える学校を狙うには、中学受験についての詳しい情報と戦略が必要だと考えます。
難関中学へ合格となると、親がつきっきりで勉強を教えるなどしっかりとしたサポートなしではかなり難しいでしょう。
中学受験は、鮮度の高い情報と優れた教材と本人の努力に尽きると思います。
では、Z会中学受験コースは、そのデメリットを克服してくれる優れた教材なのか?
Z会に中学受験コースについて
Z会中学受験コースの資料や公式サイトをじっくり見ると、中学受験に必要な条件を満たした通信教育だということがわかります。
- 中学受験についての詳しい情報と戦略
- 親がつききりで勉強を教える
- しっかりとしたサポート
Z会中学受験コースは、中学受験に対応している通信教育の中では、これら、中学受験に必要な条件を満たした良く出来たカリキュラムだと思います。
挫折せずに、しっかりとカリキュラムをこなしていけば、Z会だけで中学受験受験して合格を勝ち取れる可能性のある学校はかなりの数期待できるでしょう。
ただし、難関校と言われる学校を受験する場合には、Z会中学受験コースの教材だけでは難しいです。
でも、これは、中学受験塾に通った場合も同じです。
四谷大塚に通っていた息子も、塾だけのカリキュラムだけで合格した訳ではありません。
合格できる実力をつけるために、息子に合った方法を模索し、市販の問題集を購入し出来ないところを埋めていきました。
中学受験塾との違いは何?
では、中学受験塾では、どんなカリキュラムで行われているのでしょうか?
中学受験塾では、小学校5年生で入試を想定した応用問題を解く力を養うカリキュラムになっています。そのため、中学受験塾では、応用問題を解く力を養うための基礎学力固めを小学校6年を迎える前に、徹底してできるようになる土台作りをしていきます。
中学受験塾が、小学校3年の2月からスタートするのも、この1年で基礎学力をしっかりつけるためです。
基礎から志望校へ向けステップアップしていくカリキュラム
Z会も、小学校5年で応用問題が解くことができる「考える力」を養うためのカリキュラムが組まれています。しかも、3年生から、中学入試の土台となる基礎をゆっくりじっくり育て、志望校に合格するステップになっています。
実際受講した方の中には、
- このカリキュラムをしっかりこなし、継続することができれば、Z会のみで中学受験合格は可能。
- 小学校3年から中学受験コースをスタートした場合には、継続することで無理なく通塾組と同じ学力をつけることができる
といった声もあります。
資料請求すると合格した方の体験談などが紹介されている記事が無料教材とともに送られてきますので、そちらで生の声を読んでみて下さい。
通信教育で挫折しないか?
Z会小学中学受験コースは、タブレットと映像授業を併用して学んでいきます。実際にわからないところを何度も映像で確認しながら解くことができるのは魅力的ですね。
この映像授業というシステムは、本当に優れています。息子の場合は、四谷大塚に通っていたのですが、その時家庭用に配信された映像授業が躓いたときに何度も見て苦手克服に役立ちました。
これは、どんなことに置き換えても言えることですが
何かを極めるには、なんども繰り返し理解を深め無意識レベルにできるようになることだと思います。
繰り返し見ることで理解が深まる映像授業
この映像授業は、忙しい親にとってもとてもありがたいツールです。
つききりで親が何度も教えてあげるのは、現実的に難しいですし、親も教えてあげられないような問題も映像授業が教えてくれることで挫折する要素はかなり排除されます。
質が高いと評判のZ会の添削
Z会には添削があるので、質問も出来るのもメリットです。
Z会の添削は昔から、レベルが高く質の高いアドバイスは定評があります。
息子の同級生は、高校の時に苦手分野をZ会で鍛え、現役で東大へ合格しました。
通塾しないで中学受験をしたいと思っている方、習い事と通信教育との併用で難関校を視野に中学受験を考えている方には、Z会の中学受験コースは、サポート体制もしっかりとした継続しやすい通信教育だと思いました。
Z会中学受験コースのカリキュラムや評判については、こちらの記事に詳しくまとめました。
Z会の中学受験コースで中学受験に成功する方法
これは、Z会の中学受験コースに限った話ではありませんが、基礎の徹底は、良質な演習問題をどれだけ解いたかに比例します。
テストは基礎固めのツール
通塾生が、毎週のようにテストを受けるのも本質は基礎の徹底です。
合わせて、限られた時間内で、学習してきた知識を繋ぎ合わせる訓練もあります。
Z会の中学受験コースで中学受験する場合には、教材以外に大手受験塾の模試などを利用して、他の受験生とお子さんの位置関係(偏差値)を把握することは必要かもしれませんね。
模試を利用して苦手を作らない
そして、6年になったら、模試を頻繁に受けて弱点を見つけます。
苦手克服には、市販の問題集を併用するなど、たくさんの問題を解く機会は増やすといいでしょう。
成功の鍵は、基礎の徹底です。
基礎が徹底していれば、6年後半から演習問題を徹底してやり込んでいけば、偏差値が面白いように上がっていきます。
息子も、この基礎の徹底で12月に偏差値が跳ね上がり、第一志望合格を手にすることができました。
小学6年夏休みの過ごし方
6年の夏休みは弱点克服に使います。個別指導や家庭教師併用もおすすめです。
今は、インターネットで受験情報が簡単に集められるので、家庭学習のみでの中学受験もハードルが低くなっています。
受験情報を収集し、受験に必要はカリキュラムを把握し、徹底して基礎を固めます。
6年の夏までに各単元の穴を最小限にとどめれば通塾せず中学受験は可能です。
Z会で中学受験に成功するには、Z会のみにならないこと。
6年になって通塾を考えている方へ
中学受験のデメリットは、習い事やめなければならないという選択に追い込まれること。
小学校のこの時期に一生懸命取り組んだことは、のちの人生に大きく影響します。
個人的には、できれば続けて欲しい。
中学受験との併用を考えるのなら、通塾生が学ぶカリキュラムに沿った基礎学習の徹底です。
そのための、ツールにZ会中学受験コースを選び、6年までに、学習消化が通塾生と変わらないレベルをキープします。
難関校を狙うのであれば、ギリギリになって通塾に切り替えて、難関校の特別クラスに編入して合格を狙うというのも方法です。
Z会中学受験コースの資料請求や詳細は公式サイトをご確認下さい