勉強しなさいといわれなくても勉強する子に育ってくれたら親は楽ですね。
では、どのように育てたら良いでしょう。
習慣的な学習習慣を身につけることにあると思います。
しかし、今の公立小学校に任せたままだと学習習慣の身につく子どもに育てるのは難しいと感じています。
学力低下が叫ばれ、新しい学習指導要領が実施となりました。
1~4年生で国語の授業が増えました。
「総合的な学習の時間」(3年生以上)が週2コマに減少しました。
5・6年生には本格的に「外国語活動」が入りました。
これで、学力低下に歯止めがかかるのでしょうか?
私は、飛躍的に学力が向上するような気がしません。
最近の小学校は、宿題が少ないと感じます。
教師が、宿題のチェックをする時間がないのと学習塾に通う生徒が多くなっている中、
学習塾の宿題を優先する家庭の要望で宿題を出さない教師も増えている背景もあり
宿題が少なくなっているようです。
学習塾に通う子と通わない子の学力の格差がますます生まれる
悪循環は、新しい学習指導要領が実施されても改善されないだろうと思うからです。
無駄な宿題も多いです。
学力がほとんど向上すると思えないような宿題で子どもは勉強した気になっています。
だからこそ、宿題以外の勉強をする習慣をできれば低学年からつけたいものです。
高学年になればなるほど学習することが面倒、嫌という感情から継続して学習することが難しくなります。
では、何をすればよいか。
百マス計算、算数ドリル、漢字ドリル
算数ドリルも、漢字ドリルも学校でやっていますが、算数は計算のスピードをつけるものと学校のレベルより少し難しいものをさせると良いでしょう。
漢字も漢字検定を目標にやるといいと思います。
読書の習慣も大切です。15分でも毎日読むことで国語力が上がります。
算数も文章題は読解力がなければ解けません。
理科や社会は、興味を持つような番組や本を見るだけでも良いと思います。
学校のテストの前には復習してテストに望む習慣もつけましょう。
中学からの定期テストで自分で工夫して勉強することが出来るようになります。
Z会や進研ゼミなどの通信教育も良いですが、これは、必ず提出する習慣をつけることが大切です。
毎日1時間、ゲームやテレビから離れてじっくり学習する習慣をつけましょう。
勉強しなさいと言われなくても勉強ができる子になります。
今の時代は、親が環境を整えてあげることがならない難しさがあります。
環境を整え生活していくことが、結果中学、高校で子どもが生きる選択肢が広がります。