「辞書」を引いて頭をきたえる

先日、7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる / 深谷 圭助 / すばる舎を友人から薦められて読みました。

「最近の子供たちは、積極的に辞書を使わない。」といった話題から

この本の話題になりました。

  • 生活の中に辞書がある環境づくりがされていない。
  • 親がそのような環境を意識して作らなければならない時代になってきた。
  • 便利な電子辞書を大人が使うことが、子供が「辞書を積極的に使いたがらない」原因となっている。

このような話から、友人が薦めてくれました。

『用意するのは、総ルビ付きの学習辞書と付せんシール。そして、わからない言葉でなく、まずは知っている言葉を探して、付せんを貼り付ける。それだけで、小学校一年生の子供たちが目を輝かせて学習に没頭し、読解力や自主性を身につけていく。十数年にわたる教育現場での実践から確立された、話題の「辞書引き学習」ブームはこの一冊から始まった。』

子供たちが幼少の頃にこの本に出会っていたら・・・

低学年のお子さんをお持ちのご家庭には是非読んでいただきたい本です。

ケイタイを子供のころから与えられている環境。
パソコンを子供の時から触れる機会の多い環境。

子供が辞書を使わなくなってしまったのは大人の責任です。

子供が大きくなってしまうと積極的に辞書を引く習慣を身につけるのは大変です。

親が意識的に面白そうに辞書を引く姿を見せることが大切なのだとあらためて感じました。