1月校が不合格だった場合の親の心構え

1月校受験でまさかの不合格・・・

負のスパイラルに陥らないために大事なのが親の心構えです。

不合格はショックです。

お試し校だった場合は、もっとショックです。

落ち込むなというのは無理な話でしょうが、落ち込んでいてもお子さんの前では落ち込んだ素振りは見せないでください。

そしてプレッシャーをかけることもしないでください。

12歳の子どもの心は、大人が思っている以上に繊細です。

「親の期待を裏切っている」と自分を追い込む子もいます。今まで出来た問題ができなくなってしまうこともあります。

不合格だったことがトラウマになり、以後の試験で集中力がなくなってしまったり焦ってしまってミスしたりということもあります。

もし、不合格だったら

とにかく「大丈夫」とお子さんには伝え続けてください。

その陰で、親はなぜ不合格だったのかを検証してみてください。

息子は、1月校の初日が一番緊張したといいます。

緊張して集中できなくて、何度も問題を読んでしまって時間が足りなくなったとも言っていました。

周りの席の子の鉛筆のカリカリ書き込む音にみんなができる子に感じて焦ったと言っていました。

ケアレスミスも多かったです。

緊張しないためにどうしたらいいか。

どんな問題が出た時に焦ったのか。

いろいろ検証しました。

シュミレーションをたくさんしました。

次、不合格でも大丈夫と伝えました。

親が落ち着いた姿を見せることを心がけました。

息子が中学へ入学し、入学した子の中に第一希望がだめだった子が当然のことですがたくさんいました。

彼らも保護者も不合格を受け入れるのに時間がかかったといいます。

入学して友達ができ、苦しかった受験生活から解放され余裕で合格したことで上位の成績をキープすることで、充実と自信をキープした時期になる頃、「今の学校で良かった」と心から思えるそうです。

娘は、中学受験に不合格で公立に行きました。

中学受験の勉強をしてきたことで、授業の理解も早く、そんなに苦労しなくても上位の成績をキープすることが出来ました。

それは、本人の自信になり、充実した学校生活を送ることが出来ています。

ここまできたら、どんな結果になるにせよ「それが導かれた道」と思い前へ進んで下さい。

後悔は厳禁です。

その先に、受験校がまだあるまでは、後悔より検証。

親は常に落ち着いた姿で接し、子ども安心させてあげてください。

中学受験ですべては決まりません。

人生の過程の一つです。