キレル我が子に手を焼く。
そんな時はどうすればいいのか?
- 「子供を見守る」
- 「子供を暖かく包み込む」
- 「子供に安心感を与える」
親はこの態度を一貫して続ける。
一貫して続けることで子供の表情が変わります。
しかし、一貫してというのがとても難しい。
なぜ子供はキレルのか?
理由があってキレています。
自分ではどうにもならないストレスを抱えてます。
そのことを客観的に親は感じてみてください。
どうにもできないイライラを解消する手段が子供はわかりません。
だからキレル。
そのことを理解して、優しく包み込む。聞き役になる。
子供は安心することができます。
自分を肯定することができます。
しかし、実際に子育てしているとそういう場面に遭遇した時に冷静に子供と向き合うことは難しいです。
私も「一貫して」ということができませんでした。
暖かく見守っていることに子供がいい気になっているように感じてつい感情的になって、キレル我が子を非難したり、子供に悪いことを自覚させ、謝らせようとしていました。
そして、子供が謝り解決します。
ところが、しばらくすると子供はまたキレル
同じことを繰り返す。
なぜか?
私の態度が一貫していなかった。
私の頭の中には
「親は、悪いことをしたことを自覚して反省して欲しい。」
という部分がまだ強く残っていたのです。
「子供は、謝ればこの場が収まる」
キレたことでとりあえずストレスが発散ができたのでとりあえず謝るだけだったのです。
私は、自分の怒りを解消させるために謝らせる。
悪いことをした自覚を気づいて貰えた証拠が欲しい。
つまり、自分のために謝らせただけなのです。
子供を見守る、暖かく包み込むことが頭でしか理解できていなかったのです。
子供は何か心に問題やストレスを抱えていてそれが解消できないのでキレルということの自覚が本当には理解できていなかったのです。
つまり、親としての自分に問題があったのです。
自分が正しいと思っていた自分に問題があったのです。
自分の考えを変えるしかない。
では、どうするか?
私は、思春期の子供に関する本をたくさん読んでみました。
一貫して書いてあったのが、
- 「子供を見守る」
- 「子供を暖かく包み込む」
- 「子供に安心感を与える」
今までも何冊も読んでいました。
でも、子育てが上手くいっていなかった。
- 「子供の側に立って考える。」
- 「子供に共感する。」
- 「そして自分自身を見つめ直す。」
この視点で読んではいなかったことに気づきました。
まずは自分が変わらなければならなかったのです。
自分自身が変わることで
- 「子供を見守る」
- 「子供を暖かく包み込む」
- 「子供に安心感を与える」
が自然にできるようになってきました。
キレル子との付き合い方もようやくわかってきたところです。
長い間の自分の考え方を見直すのは大変なことです。
でも考え方を変えることで子供は変わります。
思春期の子供の育て方に関する本はたくさんあります。
いろいろ読んでみることをおすすめします。