リトルくらぶ評判評価は?通信教育はこう選ぶ!

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四谷大塚の「リトルくらぶ」は、四谷大塚の教材を使って自宅で家庭学習できるのがなんといっても魅力です。
進学塾による通信教育ですので、中学受験を視野に入れているご家庭には、どんな通信教育なのか気になりますね。

進研ゼミやZ会と比べて難易度が高く、しっかり学力がつくという評判がある一方で、「うちの子に合うのか不安」「親の負担が大きいって本当?」と感じている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、合う合わないがはっきりと別れる通信教育です。では、合わない場合にはどんな通信教育がおすすめなのか?

この記事では、リトルくらぶの実際の評判や評価をもとに、「どんな家庭に合うのか」「継続するために気をつけることは何か」、そして「通信教育はどう選ぶべきか?」について丁寧に解説していきます。

※かなり長い記事になっていますので、目次を活用して、何回かに分けてお読みください。

ブックマークして、学習の参考に何度も繰り返し読むことをおすすめします。

四谷大塚の「リトルくらぶ」とは

リトルくらぶは、進学塾「四谷大塚」が提供する小学1〜3年生向けの通信教育です。

最大の特徴は、四谷大塚の本格的な教材「ジュニア予習シリーズ」を使って、家庭で学習できるという点にあります。
通塾生と同じ教材を自宅で使えることに加え、映像授業・添削・月例テストといったサポート体制も整っており、「塾レベルの学びを家庭で再現できる」として注目されています。

2025年からは新たに年長コースもスタートし、早いうちから家庭で中学受験の素地をつくりたいご家庭には、ますます魅力的な選択肢になっています。

実際に届く教材には、

  • 四谷大塚のテキスト(算数・国語/3年生からは理社も)
  • 解説付きの映像授業
  • 添削問題・月例テスト
  • 保護者向けのサポート資料

などが含まれ、毎週の学習の流れも丁寧に設計されています。

通信教育でありがちな「続けられるか不安」という悩みに対しては、毎月の提出課題や学習スケジュールによって、自然と家庭内での学習リズムが整いやすいのも、リトルくらぶならではの強みです。

中学受験を意識し始めたご家庭にとって、通塾前に「どのくらいの学習が必要なのか」を具体的に知る手がかりにもなる教材。 四谷大塚の信頼とノウハウが詰まった内容を、自宅で取り組めるのは大きな価値だといえるでしょう。

評判・評価は?実際の口コミから見えるメリットと課題

リトルくらぶを実際に受講したご家庭からは、「教材の質が高い」「考える力がついた」といった良い評価が多く聞かれます。
特に、講師による映像授業のわかりやすさや、添削の丁寧さ、そして本格的な問題の質は、他の通信教育と比べても高く評価されています。

よい評判で多い声

  • 学校では学べないような深い思考力が鍛えられる
  • 添削のコメントが励みになる
  • 月例テストがあることで、学習のペースが自然と保てる

特に、「ただ答えを出すのではなく、考えさせる設問が多い」といった声は多く、家庭にいながら“塾のような学習”ができるという満足度は高いようです。

「リトルくらぶ」は難しい?

一方で、「難しすぎた」「こなせなくなってやめた」という声も少なくありません。

  • 親のサポートがないと進められない
  • 毎週の課題が多くて、気づけばたまってしまった
  • 学力がそこまで高くない子には、ハードルが高かった

リトルくらぶは教材の質が高いぶん、取り組み続けるには“ある程度の学力と習慣”が前提となる面があります。

リトルくらぶはどんな子に向いている?向かない?

冒頭でもお伝えしましたが、リトルくらぶは、「学びの質」が高いぶん、合う・合わないがはっきりと分かれる通信教育です。


ここでは、実際の受講者の声や教材特性から、どんなタイプの子や家庭に向いているかを整理してみます。

四谷大塚の「リトルくらぶ」に向いている子・家庭の特徴

  • 自分で考えるのが好きな子
     └「なぜこうなるのか?」を考える設問が多いため、思考力を楽しめる子には力がつきます。
  • 学習習慣がある/ある程度のペース管理ができる
     └ 毎週の映像授業+ホームワークをこなす必要があるため、「決まった時間に机に向かえる」ことが前提になります。
  • 親が伴走できる家庭
     └ 難しい問題に直面したとき、考え方のヒントを与えたり、ペースが遅れてきたときにリセットしてあげられる「大人の存在」が効果的です。

特別な学力は必要ありませんが、「学びを一緒に楽しむ空気」が家庭にあると、教材の力を最大限に活かせます。

四谷大塚の「リトルくらぶ」に向かない可能性のあるご家庭

  • 考えるより“答えを覚える”学習スタイルが身についている子
     └ 設問が説明型・記述型中心のため、正解を覚える式の学びでは難しく感じることがあります。
  • 反復が必要な子、基礎にまだ不安がある子
     └ 計算や漢字などのドリル的な学習は、別教材で補完が必要です。
  • 共働きでサポートが難しい家庭/忙しくてペースを保てない家庭
     └ 教材の難易度・量が一定以上あるため、サポートのない家庭では教材が溜まりがちに。

続けるための工夫は「組み合わせ」と「割り切り」

私自身は、「すべてを通信教育に頼るのではなく、できる部分だけ使う」「必要なところは市販ドリルや会話で補う」という柔軟な使い方が大事だと感じています。

たとえば、

  • リトルくらぶは“思考力・応用力”に特化
  • 計算や漢字は市販ドリルやアプリで反復
  • 音読や読書は親子の時間で補完

このように、教材を家庭のスタイルに合わせて使いこなす工夫ができるかどうかが、長く続けられるかどうかを左右します。

通信教育の選び方

リトルくらぶは、教材の質や思考力重視の方針において非常に優れています。
ただし、どんな家庭にも合う“万能型”ではありません。

ここでは、リトルくらぶと他の代表的な通信教育を比較しながら、「うちに合うのはどれか?」を考える視点と、教材を組み合わせて使うという柔軟な選び方をご紹介します。

通信教育の比較表(代表3社)

この表は横にスクロールできます
項目リトルくらぶ(四谷大塚)Z会 小学講座進研ゼミ 小学講座
難易度高め
(塾教材レベル)
やや高め
(中学受験対応もあり)
標準
(やや優しめ)
教材のスタイル紙教材+映像解説+添削紙中心+映像授業+添削タブレット中心+紙教材(選択可)
特徴思考力中心、塾と同レベルの教材を家庭で実践応用力を育てる、添削あり、映像・アプリも活用ゲーム要素あり、視覚的に楽しく反復できる。
対応教科国・算(理社はオプションまたは塾併用)国・算・理・社(英語あり)国・算・理・社・英(プログラミングあり)
自学学習自学にはやや難。親のフォローが力になる自学学習できる。ナビあり。自学学習しやすい。
中学受験対応四谷大塚の受験対策そのもの専用コースあり応用コースはあるが限定的
保護者の関与多め(丸つけ・フォロー・添削提出など)少なめ(本人中心)ほぼ不要(自動ナビ)
月額の目安約4,000〜8,000円(学年により異なる)約3,000〜7,000円(学年・教科数による)約3,000〜6,000円(タブレットは別途)
評価
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リトルくらぶは、紙教材をベースに、映像授業や添削、月例テストを組み合わせて学ぶスタイルです。
タブレットで問題を解く形式ではなく、「考える→書く→提出する」という手順をしっかり踏む紙中心の学習が基本です。

「タブレットで映像を見る」ことはできますが、Z会や進研ゼミのようにタブレット画面上で解答・採点・進捗管理まで完結するタイプとは異なります。

Z会については、こちらの記事でも詳しく紹介しています

通信教育選び方で意識したい3つの軸

通信教育は、それぞれ良さが異なるため、「自分の子が何に困っているか」「どんな学びが向いているか」で選ぶのがポイントです。

  • 何を伸ばしたいか?(基礎?応用?表現力?)
  • どこでつまずきやすいか?(理解?量?続け方?)
  • 誰がどこまで関わるか?(親が伴走?自走型?)

この3つを一度整理してみると、選ぶ基準が明確になります。

通信教育はほんとうに必要?

「リトルくらぶ」は、非常によくできた教材ですが、わからないを放置してしまうと、お子さん自身が、「出来たという達成感のないまま続けるなんの意味のない教材」になってしまう可能性があります。

出来なくて子どもが不機嫌になったり、出来ない子どもに対して、親が不機嫌になったりとしなくてもいい親子喧嘩やストレスが生まれるデメリットもあります。

親子でしっかり取り組む覚悟がない場合には、「リトルくらぶ」は、向かないかもしれません。
また、学校の勉強の補助的なものを求めている方にはおすすめしません。

ここまでリトルくらぶの特徴や他教材との比較を見てきましたが、最後にお伝えしたいのは、「通信教育は必須ではない」という立場もあるということです。

低学年期は“学びの土台”を育てる時期

小学校低学年で一番大切なのは、「学ぶって楽しい」「わかると嬉しい」という感覚を育てることです。
決して、「正確に早く解く」「先取りする」ことが目的ではありません。

この時期に、通信教育をさせたことが、勉強嫌いにつながらないかの見極めがとても重要です。

基礎学力を定着させるために低学年で必要なこと

  • 多方面に興味のアンテナを張ることが出来ること。
  • 学習する習慣を身につけること。
  • 基礎学力を定着させること。
  • 努力する強い意志を身につけること。

通信教育は、レベルの高い内容の通信教育を選んだからといって、勉強ができるようになるわけではありません。毎日継続できるものを選ぶことが大切です。

低学年のうちは、買ってきたドリルを毎日こなし、本や図鑑をたくさん読んで、博物館などに出かけたくさん遊ぶことで十分だと思います。

通信教育は、毎日継続して行うことで基礎学力を定着させる手段だと考えてはいかがでしょうか。
始めてみて、継続が難しのでれば、思い切って辞めてしまうのも方法です。

大事なのは、基礎学力の定着ですので、継続できる通信教育、または家庭学習向けの教材であればなんでも良いと思います。

個人的には、低学年から通信教育は必要ないと思いますが、学習習慣を定着するための学校の勉強の補助的な位置付けとして始めることは悪くないと思っています。

多くの通信教育では、資料請求と一緒にお試し教材が無料で送られてきます。
内容の雰囲気や難易度、取り組みやすさを、実際に手に取って確かめられる良い機会です。

まずは数社の教材を比べてみて、お子さんの反応や学習ペースに合いそうなものを選んでみてください。 「続けられること」「無理なく学びが定着すること」が、通信教育選びでいちばん大切です。

通信教育の資料請求について