学校での成績が芳しくないと通塾させるべきか悩みます。
学力向上に塾は不可欠なのでしょうか?
学習塾は学力向上を目的としています。塾との相性が良ければ学力は向上するでしょう。
しかし、相性が悪ければ学力の向上はそれほどでもないでしょう。
なぜ、お子さんの学校ての成績が低迷しているのか?
分析してみたことはありますか?
成績低迷にはいろいろなケースがあります。
■宿題をやっていかない。
■予習復習をしない。
■テスト勉強・テスト直しをしない。
■先生の授業がわからない。
先生の授業が分からない以外の理由は、改善することで今よりも向上します。
- 改善しなければならないのはわかっているが、親がいくら言ってもいうことを聞かない
- 親が忙しくて子どもの勉強をみてあげられない
というのならば、通塾の選択はあります。
しかし、気を付けなければならないのは、せっかく塾に行っても、塾の宿題に追われて消化できない状況になってしまうことです。
どんな塾がお子さんに適しているかは、しっかりリサーチしなければ学力向上にたいして期待はできません。
学校の勉強に支障があるということは、基礎学力がついていないと思われます。
基礎をしっかりつけてくれるところならばいいのですが、中学受験の大手受験塾のようなところは、基礎学力がない状態だとお子さんがきついです。
基礎学力をつけてくれるような個人塾が良いと思います。
ただ、基礎学力は家庭でも親御さんの力で伸ばすことができます。
お子さんの理解度を間近で見ているので、親御さんが根気良く勉強を見てあげることができれば、学習塾よりもはるかに効果的な学力向上が期待できます。
学校の先生の授業が分からないというのも同じです。
親の負担は大きいですが、しばらくお子さんの勉強に付き合うことでその先が楽になります。
勉強が分からない、できないという根本的な原因は
「勉強の仕方がわからない」
ということです。
勉強の仕方が分かれば、自分で勉強をするようになります。
- 暗記項目は必ず覚える。
- 計算が早くなるように計算ドリルは毎日やる。
- わからないところが出てきたら、辞書を使ってしらべる・習慣をつける。
- 調べてもわからないことは、そのままにせず必ず先生に聞いて解決する。
- 復習は必ずやる
このような学習習慣を身に着けるのは大変ですが、勉強が難しくなく、素直な小学校の低学年には比較的楽に身に着けることができます。
中学生になると自我が出て大変です。
その時は、塾に頼った方がよいでしょう。
学習塾は学力向上に効果がありますが、不可欠ではありません。
基礎学力定着ありきです。
基礎学力を定着させることに焦点をあて状況により家庭学習か学習塾か選択してください。