合不合で高得点をあげるには、対策が必要です。
特に算数。
問題数がとにかく多い。
目指す学校の難易度にあわせてやるべき問題の見極めが必要。
前半の問題はスピード処理で正確に解答できるようにしましょう。
予習シリーズ、四科のまとめをマスターすれば偏差値58は取れるでしょう。
偏差値60を超えるには、ケアレスミスをしない前提で、難問が1問でも解ければ可能性はあります。
偏差値50を目指すには、四科のまとめのマスターと一行計算のマスターです。
超難関校、難関校を目指す場合も基礎に穴がないか確認するため、予習シリーズ、四科のまとめでスピードを上げて解く訓練をするのが良いと塾で指導されました。
難問は、塾でのプリント、問題集で類題を数多く解いていきます。
国語は、知識分野を固めること。
国語の基礎が出来てくると読解力も伸びます。
合不合の国語は難しいです。
焦って文章を読むと飛ばし読みして、設問で正しく答えれなくなります。
焦らず精読すること。
国語力を上げるには、毎日文章を正確に読み、設問に答える。
解き直しに時間をかける。
なぜ間違えたのか、正答を導く文章はどこにあるのかを確認します。
理科、社会は四科のまとめでまず基礎を固めます。
四科のまとめは細かすぎてという場合は、サブノートや予習シリーズの各単元の練習問題を4年から6年まですべて解いてみましょう。
わからないところは、予習シリーズを見て覚えてからもう一度解きます。
それと平行して、過去問や今まで解いた合不合や組分け、週例テスト、実力完成問題集、塾のプリントなどあらゆる問題の間違えたところを中心に数多く解きます。
ここで注意しなければならないのは、細かくやりすぎないこと。
全分野をまんべんなく学習する。
これが出来れば、合不合で結果を出すことが出来るでしょう。
しかし、これは合不合対策であって入試対策ではありません。
合不合には、お子さまが受験する学校には関係のない分野も出ます。
最終目的は、受験校に合格することで合不合で高偏差値を取ることではありません。
受験する過去問を分析し手みましょう。
必要のない分野は学習しなくても良いでしょう。
結果が出ても、必要のない分野で得点できてないことが偏差値に響いている場合もあるので、志望校の合格率が悪くても気にしないようにしましょう。
合不合で安定した成績を取れるようになれば、合格に近づくでしょう。
合不合で得点できない場合は・・・
志望校に即した学習をしている場合は心配はありません。
志望校対策にウエイトを置き、合不合対策を無視した場合の方が、上手く行く場合があります。
たとえば、志望校に割合、比、立体図形のかなり難しいレベルまで出る場合、まんべんなく各分野やるよりもある時期、徹底的にその分野をつぶし難問まで出来るようにする。
それには時間がかかるので、他の単元まで手をつれられず合不合では結果を出すことは出来ません。
しかし、志望校に出る分野が得意になるとあとが楽です。
このようにしてひとつずつ苦手単元をつぶしていきます。
これは、理科や社会にも同じことが言えます。
そして国語も同じです。随筆文が出る学校、論説文が出る学校。
志望校にあわせた文章読解の訓練をします。
大事なのは、合不合の対策に終始しないこと。
ゴールは、受験校の合格です。
偏差値を気にせず、志望校対策をして苦手分野を克服することが合格の近道です。
志望校の合格者分布に低い偏差値で合格している場合は、低い偏差値のお子さんがたまたま合格したのではなく、穴だらけでも穴をひとつずつ埋めた結果です。
合不合は穴を見つけるためのツールです。
合不合対策に始終しないようにしましょう。
四谷中学に合格するのではありませんよね。