中学受験対策にZ会を選んでいるご家庭は多いですが、
「Z会だけで本当に大丈夫だろうか」
と不安になる声をたまに聞きます。
それは、なぜか─
確かにZ会は、厳選された良問が揃い、効率よく学べる優れた教材です。
しかし、Z会だけでは「演習量の不足」という壁が心配になります。
算数は、「解法を理解しただけ」では本番で得点できません。
手を動かし、反復練習で「ミスをしない精度」と「スピード」を鍛えなければ、実力として定着しないからです。
- 問題数が限られている
- 基礎を「わかったつもり」で終わらせてしまうリスクがある
- 解説は丁寧だが、演習量が足りず、定着に不安がある
算数は、「わかった」「解けた」だけでは本番で点が取れません。
解き方を理解した上で、手を動かして何度も解き、身につけた知識や解法を自動的に引き出せるまで定着させる必要があります。
加えて、Z会は応用問題や発展的な内容が中心になっているため、
基礎が曖昧なままだと「解法は知っているけど解けない」という状態に陥りやすい。
その結果、偏差値55〜58あたりをうろうろし、なかなか60の壁を超えられない。

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だからこそ、基礎を強化するための教材が必要
算数は、基礎が甘いままでは、どれだけ応用問題に挑戦しても土台がぐらついてしまうため、結果として実力が伸び悩みます。
特に、偏差値60の壁を超えるには、
- 計算力と処理スピード
- ミスなく解く精度
- どんな問題にも応用できる基礎力
この3つは不可欠です。
基礎力がしっかり固まっていれば、応用・発展問題に取り組んだときの「理解度」や「吸収力」がまったく違ってきます。
そのためには、Z会とは別に、基礎を徹底的に強化するための問題集が欠かせません。
そこでおすすめなのが、中学受験の算数基礎固めにとても評判の良い
算数/プラスワン問題集―中学受験
現在でも多くの進学塾で必須とされている良問揃いで解説の優れた問題集です。
苦手単元の基礎の再確認ができるので、Z会の「質」の良さを活かしながら、苦手単元を視覚化して、わからないを潰していける良問揃いの問題集です。
「算数/プラスワン問題集―中学受験」については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
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プラスワン問題集で基礎力をしっかり養ったら、次は難関校合格レベルの実力をつけるフェーズです。
中学受験の算数基礎固めにとても評判の良い一行計算を毎日行い算数の筋力をつけていきます。
おすすめなのは、少し難易度が高い一行問題の教材です。
中学入試 実力突破 算数計算と一行問題【発展編】偏差値63を超える!
偏差値63を超えるというだけあって問題のレベルは高いです。
しかし、基礎ができていれば、少しずつ取り組むことで難問のテクニックが身につくようにできています。
1日10分から15分で取り組める量がおすすめです。
1冊を何度も解くことで確実に算数の力が飛躍的にアップします。