反抗期・難しい思春期を乗り越えるための子育て

中学生の息子を持つ母の一番の悩みは難しい思春期・反抗期の息子や娘とこの時期どんな風に関わっていけばいいのでしょうか・・・

この時期の我が子は、「小学校の可愛らしい息子はどこへ行ってしまったのだろう」と思わせてしまう変わり様に戸惑います。

  • 一緒にいたがらない
  • 会話をしない

これは寂しいけど、正常に成長している証。

この程度なら、そのままの姿を肯定し見守ってあげます。

反抗期の時期にうるさく行ってはいけないという声はあるけれど、私はうるさくも言ってもいいと思っています。

大人になった時、うるさいしつけを忠実に守るようになっていますから。

親が何を言っても聞く耳を持たないと腹が立ちますが、今は、何も行動を起こさなくてもそれでいいのです。

でも、勘違いしてはいけないのは、親の言うことを聞かせようとすること。



思春期の子を持つ親が今すべきこと

  • うるさくは言っても良い。
  • 行動しなくても文句は言わない。否定しない

親のこどばは耳にちゃんと残っています。今守らなくてもメッセージだけ伝えてあれば大丈夫です。

親の言うことを聞かず、反抗ばかりだとしつけも放棄したくなりますが、そこは我慢です。

伝えることは、この時期にしっかり伝える。

思春期の子供とのかかわり方

ほとんど反抗期がないお子さん

たまにいますね。

そのようなお子さんは親にとっては助かります。

小さい頃から大人びた口調で大人の世界が大好きなお子さんは反抗期なく育つ傾向にあるようです。

幼い頃から、大人、一人の人間として接した子育てをしてきたと親御さんは言います。

お子さんが小学生であれば、このように育てていくと良いのかもしれませんね。

反抗できないタイプのお子さん

怖いのは、反抗できないタイプのお子さん。

親が怖くて本音が言えない。

自分を理解してもらえない、否定される。

  • 「そんなこともできないのか」
  • 「一人では無理だから、お母さんがやってあげる」
  • 「親のいうことを聞かなかったから失敗してしまったんだ」

そういう子供はかなりの確率で爆発し手に負えない反抗の仕方をします。

力で押さえつけられる中学校1年までは、通用しますが体が大きくなれば、手に負えないうようになるのも時間の問題です。

子供への接し方を変えてみると子供が変わるかもしれません。

現在反抗中のお子さん

そして、現在反抗中のお子さん。

  • 暴言、暴力、悪い友だちと遊び歩く
  • 行って欲しくない場所に入り浸る
  • 一日中、携帯、スマホ、ライン
  • ゲーム、インターネット

そうなってしまった場合どうすればいいのか、

辛いですが、しばらく彼らのことを肯定する。

放って置くのではありません。

見なかったこと、口出ししなくなることでは解決はしません。

彼らは、容認してくれたと勘違いします。

これくらい大丈夫なんだと。

では、肯定とはどういうことか。

彼らがおもしろと思うことに興味を持つこと
「お母さんにも、何が面白いのか教えて」

などという質問は逆効果。

「ウザイ!」

で確実に切り捨てられて終わりです。

彼らが興味を持っていることに共感する

自分が彼らが興味を持っていることを調べ楽しむ様子を見せます。

嫌かもしれないけど、ゲームをやってみるカラオケに行ってみる楽しむ様子を見せた時、心開きます。

会話が増えます、アドバイスを聞くようになります。

そこからです。

夢中になる才能を認める

何かに夢中になる才能を認めることです。

アイドルに興味をもっているのなら例えば、アイドルが出来上がるまでの仕組みについて話題にします。支えている裏でどんな職業の人がいるのか。

その分野の仕事につけば芸能人と直接話すこともできる

どんな職業があり、職業につくためには何を今すべきか、考えます、本気でリサーチします。

目標が決まり、目標に向って爆発していきます。

大げさな例を出しましたが、動機付けが大事なのです。

彼らを肯定する

彼らは、自分の将来について考えられないでいます。

どうしたいのかわからないでいます。

思春期はエネルギーがいっぱいです。

それを放出できず、つまらないことに夢中になり自分を満足させます。
一時でも満足していることで安心します。

それが、メール、ライン、ゲーム依存です。

放っておいても自分で目標に気付きそれに向ってがらっと変化するお子さんもいます。

でも、見つけられないお子さんが多いのは事実です。

感動に出会えるチャンスを見つける

親ができることは、彼らが衝撃を与える感動に出会えるチャンスを見つけてあげることです。

難しいことですが、怒るだけではなくじっと観察して好きなもの、得意なものを探してください。

子供が親から肯定してもらっていると感じた時子供は心を開きます。

その時のアドバイスには本当に耳を傾けます。

その頃には反抗期を乗り越えているはずです。