子供が3歳になるころ、習い事でも始めようかしら。と思うママは多いでしょう。
でも、私の経験から、お友だちが習っているからという理由で習わせた場合は、かなりの確率で長続きしません。
友達が習っているからという理由だと、たいてい子供の意思ではなく大人の意思や都合でその習い事を選んでいるケースが多いです。
その場合子供は、特にその習い事に興味がなかったり、またしっかりリサーチした上で決めた習い事ではないため、子供の合わない、指導者が良くないなどで子供が習い事を嫌がり、結局やめてしまうということになりがちなのです。
そうなると、時間もお金ももったいないですね。
習い事は、忍耐力をつけます。子供の興味のある習い事だった場合、極めたいと子供が自ら思い努力します。また、指導者と子供の相性が良い場合は、さらに子供の能力を引き上げます。上達するほど、子供の向上心も高まります。
壁を乗り越えた人が極めた人
何かを身につけるには、必ず壁がありますね。
興味を持って始めた習い事は、壁にぶつかっても、自分の意思でその壁を乗り越えようと頑張ったり、努力したりします。
また、その時に良い指導者が傍らにいた場合には、正しい方向に導いてくれたり、才能を引き出してくれる可能性もあります。
第一線で活躍する方々を見ると、幼少期の習い事が、その後の将来に大きく影響し現在のステージに導いていると感じることが多くあります。
習い事は続けることに意味がある
好きで始めた習い事なのに、
- 上手くならない。
- 辛くてやめたくなる。
- 練習に行くのが億劫になてくる。
子供のそんな姿を見ると「向かないのかも?」「やる気がないなんて、月謝のムダ!」
そんな風に考えがちです。
しかし、たとえ向かないと思っても10年は続けさせてください。
子供が飽きずにずっと同じモチベーションで習い事を続けるなんてミラクルです。誰にでもそういうことがあるので、そういう時こそ、忍耐力を養うチャンスだ考え、続けさせる工夫を親は考えなければならないでしょう。
しかし、適当に選んでしまったお稽古事なら例外です。指導者に疑問を感じているのなら、時間とお金の無駄となりますのですぐにやめさせた方がいいと思います。
壁を乗り越え方を知っている人は伸びる
何か極めた人は、壁を乗り越えた人です。壁の乗り越え方を知っている人です。
壁を乗り越えると必ず喜びがやってきます。
壁を乗り越える力は、必ず違う違う分野で生きてきます。10年やると、向かないと思ったものでも特技になっています。それぐらい出来るようになると、回りから一目置かれ、自信になるでしょう。
人から認められるというのは、人間を豊かにさせます。
ですが、向かないものを10年続けさせるのはやっぱりかわいそうだし時間も無駄になります。
ですから、習い事を見つけるときは慎重に。