習い事先をどこにするか迷った時の基準について

※記事内に広告(プロモーション)を含む場合があります。

習い事先を間違えると子どもの技術は伸びません。
これ、我が家の体験談です。

習い事先は、どのような基準で選んでいますか?

  • 近所だから?
  • お友だちが行っているから?
  • 月謝が安いから?

これらの基準で選んでいるなら、未知の可能性を秘めた子供の可能性のチャンスを失っているかもしれません。

その道のプロになるわけではないから適当でいい。

という考えはとてももったいないです。

とはいえ、深く考えずに入ったところで才能が伸びるというケースもあります。

娘の、友人には、たまたま習った先生が良い指導者で、お稽古のつもりで始めたヴァイオリンが職業になってしまったという方がいらっしゃいます。

とても熱心なお子さんで、才能も感じられたことから、先生が師事していらっしゃる先生に習うことを進められ、才能をどんどん伸ばし、コンクールで賞を取るほどの生徒さんに成長し、音楽家になりました。

お母様は、音楽に無縁で、まさかこの道に進むとは思わなかったとおっしゃっています。

でも、それは稀です。

この方が、才能を伸ばしのちに音楽家になったことは、

  • 指導者が一流であった
  • その道を極めた人物だった
  • その先にも正しい方法で導くルートがあった

ことが影響していたのだと思います。

その道を極めた人物は、その世界の景色を知る人しかわからない、極めるルートを知っています。

そして、カリスマ性がある。

このカリスマ性というのが、一番重要で影響を受けやすいこの頃の子どもたちの意識を向上させます。先生のようになりたいという欲求は、目標に向かって努力するということが出来る子供になります。

また、一流になるためにはどれくらいの努力をしなければならないかというのも体で伝えてくれます。

そういう指導者の下へは、熱心な子供が集まります。切磋琢磨して極めていくモチベーションを一緒に高めてくれます。

たとえ趣味であっても、カリスマ性を持った人との出会いは、親が与えられない、視点、景色、刺激を与え、普通では出会えない体験が、違う世界へ導くきっかけを与えてくれます。

つまり、環境が人を育てるのです。

実際に、カリスマ性のある指導者との出会いが、子どもの未来に大きな影響を与えた実例があります。
千住真理子さんをはじめとする千住家三兄妹の習い事と出会いのエピソードは、とても示唆的です。

関連 習い事で出会うカリスマが未来を変える


ですので、習い事をどこにするか迷ったら、

  • 指導者がどんな人か
  • どんなバックグラウンドか
  • この人に習いたいと思わせる衝撃的な印象を与えられたか

我が家は、まさに、近所だから、という基準で選んでしまったので、正しい方法で伸びていきませんでした。
娘は小学生で音楽高校を受験すると決めたことをきっかけに、近所の先生から、受験する大学の先生に師事しました。

習いたての頃、基礎が全然できていない、フォームがおかしいとダメ出しのオンパレード。
全部いちからやり直すことになり大変苦労しました。

息子の同級生は、幼少期から演奏家でもある音大の先生にピアノを習いながら中学受験し、大学までピアノを続けました。
普通科でありながらもコンクールで入賞、趣味を極め人生を楽しんでいます。そして、この練習への姿勢は、勉強でも活かされ、現役で慶應大学へ合格しました。

では、そのような未来を変えてくれるような先生はどこで見つられるのか?

自分で情報は集めるしかありません。

ただ、現在では、求める指導者の基準を満たす方が所属する団体は、SNSやネット検索で比較的容易に集められるでしょう。

気をつけなければならないのは、団体が一流だから大丈夫という考えです。
半分は正しいのですが半分は危険です。

相性もありますし、非常に商業的で、お金ばかりかかるところもあり、途中で辞めてし待っては、元も子もありません。

習い事で伸びる子に育つのは、全ての条件が備わった習い事先になります。