音楽家になるためには感性を育てる。

実は、これが一番大切なのかなといろんな方の演奏を聞いて思うことがあります。

プロになると、上手に弾けるのは当たり前。コンクールなどを聞いていても、指がとても良く回るのに、テクニックもあるのに、もったいないなと感じることがあります。

音楽家の上手い下手は、楽譜に描かれている音楽の何を聴衆に伝えたいか、何を届けたいかが評価になっているのかなと思います。音楽家は、表現力が素晴らしいとか感性があるとかで評価されることが多いですよね。

音楽家になりたい、させたいと思ったら、テクニックだけでなく、感性を育てる環境を与えることが大切なのだと実感します。

感性を育てる環境づくり

有名な音楽家の幼少期を書いた本などを見ると、感性の育て方のヒントがたくさん書いてあります。

  • 赤ちゃんのころから、美しい音楽の流れる部屋で過ごさせる
  • きれいな絵の絵本を読んであげる。
  • 美しい文章に触れさせる。
  • 美術館へ連れて行ってあげる。
  • 読書好きにさせる。

このように、感じることに敏感になるような環境を与えることが、感性を育てるには大切なのだそうです。

嬉しい、楽しい、美しい、悲しい、悔しいという感情が自己に対してだけでなく、本や絵。他人の行動。音楽に対して素直に表現できる人が、魅力ある演奏家として人々に支持されていきます。

五嶋龍くんがなぜ人気があるのか。彼が表情豊かだからです。彼のキャラクターや知名度だけで人気があるわけではありません。彼の弾くヴァイオリンは伸びやかでさわやかな気分になります。龍君の弾くヴァイオリンに人間性がにじみ出ているから人気があるのでしょう。

反対に姉の五嶋みどりさんは、真面目な性格がとても現れています。作品の意図をよく理解し。自分のイメージした音を出す為の執念を感じます。彼女の弾くpppはとても素晴らしく。pppにもこんなに種類があるものかというくらい作品によって使い分けています。

技術は、練習や努力でカバーできても、感性は、幼少期からしっかり育まれていないとなかなか身につくものではないと、いろいろな方の演奏を聴いて思います。

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