中学受験をさせたいと思ったら、計算力と読書が大切です。ということを中学受験低学年ですべきこと~その2~学びの中でお話ししました。
読書は、寝る前の読み聞かせはおすすめです。毎晩の習慣にすることで、本が好きになります。小学校の中学年になる頃には、どんどん自分で好きな本を見つけて読むようになったりします。
では、計算力はどうやってつけて行くのがいいのでしょうか?
公文も百マス計算も良いかもしれませんが、個人的には、そろばんを勧めます。中学受験低学年ですべきこと~その2~学びでも、息子のそろばん脳を事例に、そろばんの良さを紹介しました。
そろばん脳は、右脳を使います。暗算でそろばんの玉が浮かぶようになるので、正確な答えが早く出せるようになるのは武器になります。
しかし、そろばんは、習いたいと思っても近くに教室がなかったり、子供の習い事の関係で選択肢から外している方も多いかと思います。
理想はそろばんですが、そろばんを習わなくても、家庭学習で中学受験に有利な算数力を身につけることは可能です。
その3では、家庭で算数を得意にする方法を中心にお話ししたいと思います。
家庭で算数を得意にする方法
そろばんを習わないのであれば、やはり、百ます計算や市販されている簡単な計算ドリルなどを使って家庭で計算力を養う環境は作ってあげたいですね。
1年生の終わりまでに掛け算はもちろん、割り算まで先取り学習もできると良いという方もいますが、そこまで極める必要もないかもしれません。数字に興味を持つ、数字に強くなることが目標というレベルが理想ですが、これも遊び感覚でやってください。
いきなり、算数を得意にするために、今日から「百ます計算をやる」というのは、それまで学習経験がなかったりすると挫折のパターンになります。算数を得意にするには、なるべくハードルの低いところから始めるのがポイントです。
勉強する習慣がない頃は、遊びに算数を取り入れるとスムーズになることが多いです。我が家が遊びながら算数楽しんだ方法を紹介します。良かったら参考にしてみて下さい。
遊びながら算数を得意にする
遊んでいる脇で、メモ用紙に5問ほど問題を書いて
「こんなの出来る?」といった具合に。問題を出して上げます。
こんな風に遊びの中で、クイズのように、出された問題に子供は飛びつきます。集中力いっぱいで解いていくので、間違えたときは、もう一度チャレンジしたくなります。遊びながら、計算力も高まります。
計算が出来るようになってくると解くのが楽しくなります。その時期になって、初めて問題集を渡します。
簡単に解けるレベルでやめるのがコツです。出来ないとやりたくなくなってしまうので。
新しいことを一つ教え、2、3問解かせ理解してから、簡単な問題から難易度を上げていくのです。
計算力が出てきたら、文章問題をやらせます。これも最初は一日1問でも構いません。
簡単な問題から難易度を上げるのは同じです。
もっと算数を得意にするためには?
4年生になるまでに6年生の教科書レベルの内容を学んでおくと良いという人もいます。
しかし、この方法は、算数の基礎がしっかりしていないと積み上がってはいきません。
- 計算力をつける
- 良問が揃った問題集を一冊じっくりやる
- 出来なかったところにしるしをつけて、何度も解いて苦手なところをなくしていく
数学が得意になってきたと感じたら、今やっている問題では物足りないと感じたら6年生の教科書レベルの内容を学ぶのは効果的です。
中学受験は算数が得意な人が有利です。
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