子どもたちは一体どこへ向かっていくのか。
新聞に、気になる調査結果がでていました。
日本の小学生は中国や韓国の小学生よりも「学ぶ意欲」が低い。
財団法人「日本青少年研究所」の調査で、学習を巡る子供の意識
に日中韓で大きな差があることが分かった。「勉強のできる子になりたいか」と質問したところ、
「そう思う」と答えたのは東京が43.1%だったのに対し、
北京78.2%▽ソウル78.1%といずれも7割を超えた。
「将来のためにも、今がんばりたい」と考える小学生も、
東京48.0%▽北京74.8%▽ソウル72.1%生活習慣では「テレビを見ながら食事をする」のは
東京46.0%▽北京11.8%▽ソウル11.7%。
「言われなくても宿題をする」と答えたのは北京が82.7%
と最も多く、東京42.1%▽ソウル37.1%佐藤学・東京大教授(教育学)の話 高度経済成長期には
リンクしていた「勉強をすれば、いい仕事に就ける」という
関係が、低成長時代の今は崩れてしまった。
(学ぶ意欲の低下について)約10年前から「学びからの逃走」
と指摘してきたが、それが小学校段階でも表れた調査結果と言える。
また、大人への信頼や権威が崩れ、大人たちが子供のモデルに
なっていないため、目標を見失い、さまよっているのではないか。
<毎日新聞>
これは、昨年10~11月、3カ国の首都に住む小学4~6年生
計5249人を調査した結果。
我が家の生活習慣を見直してみる。
子供は環境を選べない。
哀しいかな。こんな結果を生み出してしまったのは、すべて親の責任である。