中学受験塾にいったん入ってしまうと、季節講習は必ず受けるものという錯覚をしてしまいます。
春期講習、冬期講習の期間は塾によってさまざまですが、だいたい4日~8日ほどです。
この期間を塾で過ごしたからといって、格段に成績があがるということはあまりないと思ってください。
中学受験は、どれだけ苦手なところをつぶして受験したか、応用力がどれだけついたかで合否が決まります。
6年生であれば、春期講習の期間は、5年までのわからないところがないようにする最後のチャンスです。
もちろん、ゴールデンウィーク、夏休みと苦手克服する機会は、ないわけではありません。
しかし、6年生になってからのカリュキュラムはさらに難しくなり、そのカリキュラムを消化することに時間は費やしたいです。
また、6年までに5年の基礎ができていれば、理解度が高まり、短い時間で難しいカリキュラムを消化できるようになるのです。
4年生、5年生についても同じです。それまでに習ったことを確実に自分のものにするのです。4、5年の春期講習の期間は6年よりも短いと思います。
- その分じっくりお子さんの苦手なところを何度も復習する
- 暗記分野にじっくり取り組む。
暗記分野は、ただ覚えるのではなく理解して覚えるのが効果的です。
忘れてしまっても、理解して覚えたことは、また再び暗記するときに、短い時間で覚え忘れにくくします。
家庭で苦手克服は、お子さんだけに任せるのは現実難しい。
だから、塾に任せるという考え方もあります。
そういう場合は、家でなにもしないよりは塾に任せるほうがまだいいのかもしれません。
しかし、親御さんに余裕がある場合は、親御さんがお子さんの現時点の学力を把握し、今までのテストのやり直しを
する。教科書を読みなおす、問題集をやり直すなど細かい指示をだし、丸をつけてあげる。わからないところを見てあげてください。
また、春期講習の費用を家庭教師に回すという考え方もあります。
この時期によい家庭教師を確保するというメリットもあります。
家庭教師は、お子さんにあわせてカリキュラムを組んで効果的に学習させるので、短い期間でも塾の講習に通わせるよりも効果があります。
家庭教師センターの中には
【春休みだけ家庭教師をお願いできるというプラン】
を設定しているところもあります。
料金もそれほど高くはないです。
無料で資料請求もできます。
自分の目で確かめてみるとよいでしょう。
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