勉強をして欲しいのに、ピアノの練習をして欲しいのに、やってくれないばかりか、一言声を掛けるたびに反抗的な態度をするようになってきて困ったらどうするか。
彼らの挑発に乗っては駄目です。
でも、「うるせぇ。」「クソババァ」なんて
どうにも許せない言葉を発したら、聞き逃すなんて絶対できませんよね。
それについて説教でもしないと、許されると思って何度もそんな態度を繰り返す。
だから徹底的に許さない姿勢を見せ説教する。力で押さえつける。
それは、解決の方法であるようでも実は効果は薄いです。
親の前では、口には出さなくても心の中でつぶやいていたり、言い返す代わりに鋭い視線でにらみつけたり。
つまり、反抗する態度は決して消えてはいないのです。
人間の成長過程で反抗期があるのは正常で、むしろ歓迎すべきこととありますが、
受験を控えていたり、発表会間近だったり
そんな時に反抗的な態度をとられたら、やっぱり親として歓迎できませんよね。
では、どうするか。
- 幼少期から日常の生活の中でお風呂に入る
時間が決まって儲けられているように、勉強する時間、楽器の練習をする時間などを毎日の日課となるような生活をさせてください。
小学生になってやりたくない次期が来ても、その時間にやるべきことをしないと罪悪感が生まれるようになれば反抗はしても自分の中でやらなかった自分を悔やみその時間を取り戻すよう努力をしていくでしょう。
それから、日ごろから「何の為に勉強しているのか、練習しているのか、こうしていることで10年先、20年先はどんな未来が待っているのか。
そうしてきた人たちは、どのような生活を送っているのか。
彼らは幼少の時にどんなスケジュールをこなしていたのか、やりたくない時期をどう乗り越えたのか。」という話しをしてください。
反抗している時に話しても彼らには響きません。
冷静な時に話し続けることで彼らの中で、やらないことに、罪悪感を感じさせることが出来れば、やりたくない時期を乗り越えることが出来るでしょう。
そうはいっても子どもなので、親にやりなさいと言われれば、反抗的な態度を示すでしょう。
反抗しながらも、やらない自分を責めていると思います。
反抗的な態度をとっても、「お前はダメダ。」というセリフは禁句です。
今、怠けている理由を聞きどういう状況になったら取り戻すつもりがあるのか。
取り戻せなかったペナルティーはどう自分に与えるのか。
本人に決めさせてください。
親が感情的になって叱る態度は効果がないことを心に留めて対応すれば、必ず反抗期は乗り越えられます。
そして、、「うるせぇ。」「クソババァ」という言葉をつかったら、彼らの心が落ち着いた翌日にでも、「そう言われると悲しい」という気持ちを素直に伝えましょう。