幼児期のたくさんの習い事で子供をダメにしてしまうボーダーライン

幼児期は、なんでも吸収する時期。

何にでも好奇心を持って楽しそうに取り組む

ピアノに、バレエに、英語に、サッカー

夜は、市販のドリルにディズニーの英語・・・・

なんていろいろさせている家庭も少なくないでしょう。

実際、我が家もそうでした。

ピアノに、ヴァイオリンに、英語に体操教室、夜は市販のドリルをやらせてみたり

でも、楽しそうじゃない、大変そうだと感じたらすぐにやめさせました。

私は好奇心旺盛なこの時期に、多くのことを体験させ体験を通じて学び考えることこそ大切だと思っていました。

親子で工作をしたり、料理をしたり、部屋中に紙を敷いて絵の具や習字で絵を書いたり・・・

親子でたくさんの関わりを持ちました。

ピアノ、ヴァイオリンは、毎日練習をコツコツすることで確実に上達していくんだという体験を重視しました。

だから、どんなに疲れていてもやりたがらくても5分は楽器に向かうようにさせました。

結果、毎日練習することが苦痛ではない子どもになりました。

勉強も、やれば出来るようになるということが体でわかりあまりうるさく言わなくても勉強する子に育っています。

途中で嫌になってやめてしまった英語はお世辞でも出来るレベルにはありません。

途中でやめてしまった体操も、あんなに柔らかかった体も今は固く運動神経もパッとしない現在です。

でも、意欲的に好きなもを見つけ上達するために工夫をし努力をしています。

悩みは多々ありますが、楽しんで意欲的に毎日を過ごす子供は親に安心感を与えてくれます。

周りには、たくさんの習い事を器用にこなしなんでも出来るお子さんもいます。

逆に、たくさん習い事をしたのに身につかず結局やめてしまったお子さんもいます。

この結果の差はなんでしょう。

「自ら上達する喜びを感じないで続けている・・・」

親子の関わり合いが少ない・・・

モチベーションが下がる時期は誰でもあります。

母も忙しく、いつも一緒にいられるわけでもなく。無理に関わることでストレスと感じる人もいる。

でも、この時期ってホントに大切なんです。

子どもとあのときこんな風に接してあげられれは、今は・・・

と安心を与えてくれる子供ではありますが我が子に対して後悔も実は山ほどあります。

子どもが、モチベーションを下げてしまったこの時期は、モチベーションを再び上げる工夫親子の関わり合いを増やし子どもの目線にたって答えを出す。

簡単ではないけど、この苦労が大事なんです。

好きなものをひとつに絞り、分散していたエネルギーをひとつにして集中させて続けさせる・・・

自ら学ぶ意欲がなく続けていると指示待ちの子どもになってしまます。

これが一番思春期になったときに親を翻弄させ悩ませます。

不登校になってしまったり、勉強しなくなってしまったり。

「我が子にあれこれ体験させたい、身に付けさせたい」

お子さんが嫌そうにしたら、ちょっと立ち止まってください。

焦らないでください。

子供の目線で好きなものを見つけて続けさせて上げる工夫を頑張ってしてみてください。

一生懸命子どものために考え出した結論が

無気力ではない子ども、指示待ちではない子どもに育ってくれますから。