才能は親が育てるものだと、五嶋 節さん(五嶋 みどり・五嶋 龍の母)の、『「天才」の育て方』を読むと実感します。
本の中で、五嶋節さんはこう語っています。
◆私は子どもをほめません。でも最大限の敬意をもっている。
◆幅広い知識は大切。「芸ばか」になってはいけません。
◆練習が好き」なんてウソ。苦労して継続してこそ、
力になるのです。
そして、五嶋節さんは、こうおっしゃっています。
過保護の何が悪いんや?
自信をもって、お子さん第一に愛して下さい。
子どもは練習嫌いで当たり前。
だから我慢する心、継続する力が育つのです。
みどりも龍もステージで拍手をいただける
ヴァイオリニストになりましたが、
「天才」でも「神童」でもない、
ふつうの子どもです。
でも、子どもはみんな、ある意味で「天才」。
親にとっては「世界一」です。
音楽を通して子どもの心を鍛える
お手伝いをしたい。
それに、「いじめ」や親子関係の問題に
悩んだり迷ったりされている方に、
私の経験が少しでも参考になればと思い、
ささやかな本を出版しました。
思ったことはズバズバ言いました。
失敗だらけで、笑ってしまう話も多いのですが、
いろいろな方に教えていただいたことや、
子どもたちに親のほうが教えられた話も書きました。
ぜひとも、お読みになってください。
才能を育てる子育てのヒントがぎっしり詰まっています。