夏期講習は受講するのが当たり前って思っていませんか?
長い夏休み、塾で一日勉強してくれるので学力が伸びると思っていませんか?
お子さん次第です。
丸一日集中して授業を聞いて、帰ってきてから復習をする。
それが苦にならないお子さんなら塾の夏期講習は効果があります。
そして、帰ってきての復習も出来れば親が無理強いするのではなく、お子さんが自主的にやろうと思ってやる場合は効果があります。
我が家の場合、5年の夏期講習は子ども自身が楽しんで塾へ行き、楽しんで復習していたので夏休み明けから成績が面白いほど伸びていきました。
5年の春から入塾して40台だった偏差値が、秋には63になりました。
秋からトップクラス(四谷大塚 お茶の水校舎SS2)に入ることができました。
しかし、子どもはものすごくプレッシャーを感じてだんだん塾が辛くなってきているようでした。
周りは、御三家狙いの子ばかりで低学年から塾に来ている子が多く基礎がしっかり出来ていて、勉強の仕方もわかっている子ばかり。
自分に厳しくモチベーションの高いお子さんばかりでした。
5年の春からの息子は、基礎が定着していないまま、難問ばかり解かされるので6年になり消化しきれなくなってしまいました。
しかし、5年の夏に夏期講習で力がついたという記憶から、夏期講習でリベンジすると信じて夏期講習を受講しました。
当時の息子はよく勉強したと思います。一日勉強して、帰ってきてからも宿題や苦手なところを何度もやっていました。
夏があけて、苦しんだ割りに成績が伸びていかない時期が続きました。
息子のテストを分析して、基礎がやはり出来ていないことに気づきました。
塾のクラスと息子の消化度があっていなかったのです。
9月からは日曜特訓が始まりました。苦手なところを復習する時間もありません。
塾のカリキュラムをこなすだけです。
得意な分野も不得意な分野もやる。
これでは体が持たないと思い、日曜特訓を休ませて苦手分野の克服に時間を使いました。
しかし、何か無駄がある。
その頃から、家庭教師にまかせてみようかと思うようになりました。
家庭教師なら、学生ではなくプロがいいと思い、数件に資料請求をして話を伺いお願いしました。日曜特訓はやめました。
息子の性格にあった先生を紹介してくれました。
苦手なところのを徹底的に強化してくれて、志望校対策も立てていただきました。
この学校なら、この傾向の問題は、類題を何度も解いてパターンを身につける。
この傾向は、でないのでやらなくていい。
無駄のないカリキュラムでやるべきことが整理され効率的に学習が出来ました。睡眠時間も以前より確保できました。
今、振り返ると夏期講習をやめてこの頃から家庭教師にお願いすればよかったと思いました。
夏の頑張りですっかり疲れさせてしまい、ストレスをためてしまっていたのです。
塾の夏期講習のお金よりも家庭教師にすると少し高くなってしまいますが、夏期講習、日曜特訓、冬期講習をやめればそれほど変わりません。
11月ごろから思い切って塾をやめてしまうという手もあります。
これもお子さん次第ですが、仲間と切磋琢磨して伸びて行く子、
ストレスを抱え疲れきって、無理して頑張っている子。
我が子は後者でしたので、家庭教師を選択しました。
結果、冬から劇的にアップして1月に第一希望の過去問をやらせると毎回合格点を取れるようになっていました。
そして、念願の第一希望の学校に合格することが出来ました。
もし、我が子のようなタイプのお子さんでしたら、家庭教師にお願いするというのもよいかと思います。
専任の教師で生徒一人ひとりの専用カリキュラムを作成し、経験・実績のある家庭教師を選ぶことをおすすめします。
学力の底上げ、志望校に合わせたムダのない指導を行ってくれるかを判断基準にしましょう。
中学受験専門のプロ講師集団(元SAPIX・日能研・四谷大塚の講師)が運営しています。これらのプロが直接ヒアリングしてオーダーメイドにて個々に合った受験学習を個別指導を行います。